■ 岸田外務大臣臨時会見記録(外務省記事より抜粋) NEW
http://www.mofa.go.jp/mofaj/press/kaiken/kaiken4_000368.html
日EU外相電話会談・日英外相電話会談の開催
【岸田外務大臣】本日15時30分から約30分間,モゲリーニEU外務・安全保障政策上級代表,そして16時から約30分間,ハモンド英外務・英連邦大臣とそれぞれ電話会談を行いました。
モゲリーニ上級代表に対しては,自分からは,英国のEU離脱に関し,今後の新たなEU英関係への移行プロセスが円滑に進むことへの期待を申し上げるとともに,引き続き国際社会の平和と繁栄のためにEUと緊密に協力・連携していきたい旨伝達をいたしました。
また,日本企業をはじめ多くの我が国関係者は今後の展開に関心を有しているので,EUとの間で緊密に情報交換していきたい,このように述べました。
さらに,現在交渉中の日EU・EPA及び日EU・SPAの交渉も引き続き年内早期妥結に向け共に努力していくことを確認いたしました。
これに対し,モゲリーニ上級代表より,現在の状況下でG7議長国の日本と認識を共有し連携していくことは重要である,そして,英国国民投票の結果は尊重するが残念なものである,また,EUとしては迅速に必要な対応を行い,市場を含む不安感を解消したい,EUは結束し,強くあり続けることが重要である,このように述べられました。
また,モゲリーニ上級代表からは,
昨日公表したEUのグローバル戦略に基づきEUが結束して国際社会で対応していくことが重要である,この中で日本のようなパートナーとしっかり協力していきたいということ,
また,現時点でEUは何も変わっていない。英国も離脱交渉がまとまるまでEUの加盟国として貢献をするということ,
そして,英国との間では,まだ交渉は始まっていないが,離脱交渉の中で,欧州の一員としての緊密な関係を作っていくことになろう。
さらには,日EUのEPA及びSPAを可能な限り早く合意に向けて交渉を進めていくことを確認したい,
こういった発言がモゲリーニ上級代表からありました。
そして,次にハモンド英外務・英連邦大臣に対しましては,欧州へのゲートウェイとして英国に進出している日本企業の声によく耳を傾け,これら日系企業がこれまでどおり活動できるよう心を砕いてもらうよう,そして英国が今後とも世界的な自由貿易の推進役を引き続き担うよう要請をいたしました。
また,我が国としては,英国がEUを離脱した後も,アジアを含む国際社会でのルールに基づく平和と安定に引き続き積極的に貢献することを強く期待しており,引き続き日英関係の維持・強化に努めていきたい旨伝達をいたしました。
これに対し,ハモンド外相より,
強い英国経済を維持したく,そのような観点からEUとの関係を構築するつもりであるということ,
そして,日系企業を含む外国企業の意見をよく聞いた上で,EUの離脱交渉に臨みたい。今後もしばらくは,少なくとも2年はEU加盟国であり続けるので,日EU・EPAの主要な支援国であり続けたいという発言,
さらには,国際社会において外向きの英国であり続けたく,ルールに基づく国際社会に今後とも貢献していきたい,
そして,日英関係の重要性に言及した,私(大臣)の外務大臣談話に感謝する。近年特に進展している安全保障・防衛分野を含め,幅広い分野で日本との協力関係を強化していきたい,
このような発言がハモンド大臣からありました。
私からは以上です。
