政治・経済
■ ボリス・ジョンソン新英国外務・英連邦大臣との日英外相電話会談
https://www.mofa.go.jp/mofaj/press/release/press12_000004.html
本20日,午後4時10分から約15分間,岸田文雄外務大臣はボリス・ジョンソン英国外務・英連邦大臣(The Rt Hon Boris Johnson, Secretary of State for Foreign and Commonwealth Affairs)と電話会談を行ったところ,概要は以下のとおりです。
1 岸田大臣からジョンソン大臣に対し,外相就任に祝意を表しつつ,日英両国は法の支配を始めとする基本的価値を共有する戦略的パートナーであり,ジョンソン大臣と協力して,日英関係を一層強化したい旨を伝達しました。
2 また,岸田大臣から,英国のEU離脱については,予測可能性を高め,企業の円滑な活動を確保するためにも,英国とEUが協調し,今後の交渉の見通しを明確に示してほしい旨を要請しました。また,英国が欧州へのゲートウェイや世界金融のハブであり続けることへの期待は依然として高い旨指摘しつつ,英国で活動する日系企業に悪影響が出ないよう,あらゆる分野での適切な対応を依頼しました。
3 これに対しジョンソン大臣からは,EU離脱については今後基本方針を策定してEUとの関係についての方向性を示したい,日系企業への対応は我々の第一の優先事項である,英国は日本からの投資を重視しており,開かれた市場であり続けるべく取り組んでいく考えである旨の説明がありました。
4 ジョンソン大臣からは,昨年の訪日の経験に言及して日英関係強化に強い意欲が示され,両大臣は,日英両国が,米国とも緊密に連携しつつ,アジアを含む国際社会でのルールに基づく平和と繁栄に引き続き積極的に貢献していくことで一致しました。
■ 岸田外務大臣による英国国民投票に対する談話
英国で2016年6月23日に行われたEU残留・離脱を問う国民投票の結果を受けて、岸田外務大臣が談話を公表いたしました。以下、全文です。
英国におけるEU残留・離脱を問う国民投票(外務大臣談話)
https://www.mofa.go.jp/mofaj/press/danwa/page4_002145.html
6月23日,英国においてEU残留・離脱を問う国民投票が行われ,離脱支持票が過半数を超えることが明らかとなりました。
今後,英国・EU間では様々な協議が行われていくものと考えられますが,我が国としては,その展開に伴う我が国及び国際社会への影響につき注視し,我が国の国益の観点から適切に対応していきます。
日英両国は,基本的価値を共有し,政治,経済,安全保障等,様々な分野で強固な協力関係にあり,日本政府としては,引き続き日英関係の維持・強化に努めていきます。
■ 高木経済産業副大臣のスコットランド訪問
高木経済産業副大臣は8月18日から19日にかけてスコットランドを訪問しました。高木副大臣は,スコットランド自治政府・ビジネス・エネルギー・観光担当ユーイング大臣と会談し,昨今の気候変動問題やエネルギー安全保障を踏まえた今後のエネルギー政策について意見交換を行いました。また,高木副大臣は,ハンターストン原子力発電所を訪問し,廃止措置中の原子炉などを視察しました。
詳しくは経済産業省のニュースリリースをご覧ください。
http://www.meti.go.jp/press/2015/08/20150827003/20150827003.html
■ シリアにおける邦人拘束事案に関する内閣総理大臣声明