英国スコットランドの伝統音楽コンクールで日本人が初優勝

平成30年6月26日

プレス・リリース

2018年6月16日にスコットランドで行われたハープコンクール「Princess Margaret of the Isles Memorial Prize for Senior Clàrsach」において、グラスゴーの王立スコットランド音楽院(The Royal Conservatoire of Scotland)在学中のケルティックハープ奏者、松岡莉子さんが優勝しました。
ケルティックハープはスコットランドとアイルランドの伝統楽器で、日本でも演奏人口が増えている小型のハープで、近年は、スコットランドからハープ奏者が例年コンサートのため日本に招かれるなど、日本でのスコットランド音楽の認知度にも貢献しています。
今回のコンクールは、ケルティックハープの発展を目的に今年からはじまり、ケルティックハープのコンクールとしては、英国最大です。
決勝は、インナーヘブリディーズ諸島にあるスカイ島の歴史ある古城、アーマデール城(Armadale Castle)で行われ、ファイナリストとして予選を勝ち残った4名が各々25分間の公開リサイタルを行い、ライブ中継もされ約4,800人が視聴しました。

松岡さんは、「今後長期的に続くハープコンクールの第一回大会で、日本人が優勝するという新たな歴史を刻ませていただいた事は身に余る光栄で、とても信じられません。」とコメントされました。
松岡さんが演奏した曲目は日本の童謡の「あんたがたどこさ」をスコットランドの音楽と掛け合わせた自作曲も含まれ、他の演奏者をおさえての見事な優勝を成し遂げられました。


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