髙岡望総領事着任挨拶

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10月9日に在エディンバラ日本国総領事として着任しました髙岡望です。当総領事館管轄の、スコットランドと北イングランドにお住いの皆様、どうぞよろしくお願いいたします。
私はこれまで日本での外務省勤務のほか、ヨーロッパに8年半、アメリカに4年半、中東に5年と、計18年の間に、6カ国の海外勤務を経験してきました。オックスフォードに留学していたときに訪れて以来34年ぶりに、このエディンバラの地に今度は総領事として着任したことは、大変光栄なことです。
スコットランドは、近代経済学の祖アダム・スミス、産業革命の父ジェームス・ワット、シャーロックホームズの著者コナン・ドイルなどを生んで、現代世界の幕開けをもたらしました。「蛍の光」、ウイスキー、ビール、造船技術を、日本に届けてくれたのも、スコットランド人です。
そのスコットランドと北イングランドには、現在2,400人を超える在留邦人の皆様が生活を営み、100社を超える日本企業が地元の経済に貢献しています。
私は現在世界が、グローバリズムの進行とそれに対する反発の高まる中で、大転換期を迎えていると考えています。EU離脱を決めた英国の国民投票も、その一つの現象だと捉えています。
当館の重要な使命は、この英国の歴史の重要な局面において、日本の皆様の生活、そして日英関係が、円滑に維持され、さらには発展するように、在英国日本国大使館と連携しつつ力を尽くしていくことだと、考えています。
2018年も残すところあと2ヶ月少々となりました。日本では2019年にラグビー・ワールドカップ、2020年には東京オリンピック・パラリンピックの開催が予定されています。ラグビーとパラリンピックの発祥の地である英国の人々の、日本への関心が高まる絶好の機会です。
日英両首脳間の合意に基づき、この二つのイベントをつなぐ期間に、日英文化季間(Japan-UK Season of Culture)が、開催されます。是非皆様にも関心を持っていただき、これから展開される様々な行事に参加していただければ、大変ありがたく存じます。
最後に、私としましては、上記の職務に全力を尽くし、皆様のお役に立てるよう努力していく所存であることを申し上げ、皆様のご健勝を祈念して、着任の挨拶とさせて頂きます。


在エディンバラ総領事 髙岡 望