スコットランド国立博物館の東アジア常設展オープンのお知らせ

令和元年5月15日

スコットランド国立博物館に、本年2月東アジア常設展がオープンしました。ここでは仏像や鎧、絵巻物などの日本の展示品を楽しむことができます。
 写真の鎧は、200年くらい前の物ですが、大変保存状態が良く、力強さと芸術性の両面を見ることができます。絵巻物は300年以上前の江戸の町並みを描いたものです。展示されているものはデジタル保存されており、画面上でスクロールや拡大して見ることができます。観音像もとても良い状態で保存、展示されています。蓮の台座には、当時の寄付者や寺院の名前が刻まれています。
また、これらの他にも多数の展示物があり、お子様から大人まで楽しむことができます。

本常設展のオープニングイベントでは、東アジアの様々な催しものが企画され、日本のブースでは、太鼓の演奏、折り紙、生け花、浴衣の試着、茶道、児童による日本の歌の合唱、盆踊り、書道、紙芝居など盛り沢山で、多くの来館者が楽しんでいました。
スコットランド国立博物館は、イギリス(ロンドン市外)で1位の年間270万人もの来場者がある施設です。同博物館では、今後もアジアのイベントを企画しています。詳細はこちらをご覧下さい。

5月11日~5月31日 14:15~(30分間):Tour of East Asia Gallery
7月7日 11:00~16:00:Tanabata: Japanese Star Festival