【安全情報】コロナウイルスと孤立(心の健康)

2020/3/27
自己隔離、リモートワークなど日常とは異なる環境下での生活が始まっております。心の健康に関する日本の医療従事者からのアドバイスを以下の通り掲載させて頂きます。

1.「規則正しい生活」
自己隔離やリモートワークに入ると生活のリズムが崩れがちになります。睡眠時間や食事のバランスなども含めて、できるだけ規則正しい生活と、そして少しでも運動を心がけてください(屋外で行えない状況の国もありますが)。アルコールやコーヒーの摂取量増加には注意が必要です。

2.「コロナ関連の情報から離れる時間を意識的にとる」
一方的な情報の詰め込みは処理能力の低下を引き起こし、むしろパフォーマンスの低下をおこします。長い期間続く集中が、過剰なとらわれを引き起こし、それに伴う不安、過覚醒となり、むしろ全体的にはマイナスになります。しばしば意識して,コロナ関連の情報を見たり、聞いたりするのをやめて、(5分でも良いので)別の行動を心がける必要があります。例えば、丁寧に掃除をする、室内を(考え事をせずに)ただ歩く、じっくり入浴する、など。

3.「意識的に(家族以外の)誰かとの接点をとる」
上記のように今回は、物理的に距離をとらざるをえない状況ですが、ミュニケーション手段が以前より多くなってきています。普段より心のハードルを下げて、お互いあまり気を遣いすぎずに、メールや電話、その他の手段でコンタクトをとりあうことをお勧めします。実は周りの皆も不安を感じており、連絡があると嬉しく感じます。ご家族がいる方も、家族だけで室内にいるとむしろイライラが募ることがあります。家族間同志で連絡をとりあったり、ストレス解消法の共有のアイデアをシェアしてみてください。

関係する以下2つのウェブサイトがあります。

● もしも「距離を保つ」ことを求められたなら:あなた自身の安全のために(アメリカ心理学会の記事の,日本心理学会による和訳)
https://psych.or.jp/about/Keeping_Your_Distance_to_Stay_Safe_jp/
(内容)新型コロナウイルス感染者が増加する中,「他者と距離を取る」必要が出てくる場合があります。
○何が起きるか;恐怖と不安,抑うつと倦怠,怒り …
○どう対処するか:信頼できる情報,日々のルーティン,他者とのつながり,健康的なライフスタイル
○その後に起きること
○役に立つスマホアプリ(日本語アプリの紹介もあります)

● COVID-19に関するこころのケア(筑波大学災害地域精神医学教室)
https://plaza.umin.ac.jp/~dp2012/covid19.html