ジャッキー・ダンバー議員、ジム・ミラー・Fusion Whisky代表と協議

令和6年1月22日
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1月18日、藤原総領事は、スコットランド議会においてジャッキー・ダンバー議員、ジム・ミラー・Fusion Whisky代表とともに、スコットランドと日本の一層の関係強化について協議しました。ダンバー議員は、日本の幕末、明治維新に縁の深いトマス・グラバーの出身地であるアバディーン出身で、市議会議員を経て議員となり、そうしたアバディーンと日本の歴史的な関係を踏まえスコットランドと日本の関係強化に取り組んで居られます。また、ミラー氏は、長くスコットランド議会事務局で政治顧問を務め、関係議員とともに超党派の「スコットランド・日本友好議員連盟」の発足に尽力され、長年にわたりスコットランドと日本の友好に携わり、2017年に外務大臣表彰を授与されております。

ところで、今回の協議は、スコットランドと日本のある意味でユニークな視点にも基づいています。そのキーワードは「ウィスキー」です。ミラー氏は議会事務局退任後ウィスキー会社代表としてスコットランドのAdelphi Distiller と「イチロウズ・モルト」で有名な日本の「秩父蒸留所」のウィスキーをブレンドした「Glover Whisky」を世に送り出しており、スコットランドと日本の関係深化のための新たな地平を目の当たりにした印象です。