「無限響」創立30周年記念ツアーの最終公演を鑑賞

5月18日（日）、武田克利総領事は、エディンバラで開催された「無限響」創立30周年記念ツアーの最終公演を鑑賞しました。

グラスゴー近郊を拠点に活動する和太鼓集団「無限響」は、創立者のニール・マッキー氏とウィリアムズ美雪氏が和太鼓の伝統が息づく福井県で和太鼓を体験したことにより始まりました。1994年に設立され、2002年には英国初の太鼓道場「MUGEN TAIKO DOJO」を開設、一般市民を対象とした太鼓のワークショップや幅広い年齢層を対象とした太鼓の歴史や伝統技術を伝える教育普及活動などを実施されています。

これまで2021年のドバイ国際万博での公演、同年の「東京オリンピック」開会セレモニーの際の英国におけるBBC放送での演奏、スコティッシュ・ナショナル・ジャズ・オーケストラとのコラボレーションなど、日本の伝統文化を守りつつ幅広い活動をされています。

これらの取り組みと貢献が認められ、令和6年度には外務大臣表彰を受賞しました。

今回は、創立30周年を記念した英国国内ツアーの最終公演として地元スコットランドで開催されました。幅広い年齢層の方々が多数来場されており、スコットランドでも多くの方々が和太鼓に親しみ、日本とスコットランドの文化をつなぐ架け橋として活躍してくれていることは大変喜ばしい限りであり、皆様の益々の御活躍と和太鼓を通じた文化交流の促進を期待していることをお伝えしました。

なお、「無限響」については以下のHPをご覧ください。
https://www.taiko.co.uk/