小説「バター」著者の柚木麻子氏によるトークイベントへの出席等

8月22日（金）、武田克利総領事は、エディンバラ・ブック・フェスティバルの招きによりエディンバラを訪問中の作家の柚木麻子氏と懇談しました。また、翌23日（土）、石井みのり首席領事は、エディンバラ・ブック・フェスティバルによりマキュアンホールで開催された作家の柚木麻子氏のトークイベントに参加しました。
 
柚木麻子氏の長編小説『BUTTER』は、英国では40万部を超えるベストセラーとなっており、英国の権威ある文学賞「ブリティッシュ・ブック・アワード2025」のデビュー・フィクション部門を受賞。同書は、「2024 Books Are My Bag Readers Award」のブレイクスルー部門を受賞、「Waterstones Book of the Year 2024」にも選ばれるなど、英国で3冠を達成しています。これは、海外で『BUTTER』旋風が巻き起こる中での快挙であり、日本の作家がブリティッシュ・ブック・アワードを受賞するのは初のことです。
 
当日、トークイベントは満員御礼であった上に、オンラインでも60名以上の参加があったほか、その後に行われた柚木氏によるサイン会にも長蛇の列ができるなど、英国における柚木氏の著書『BUTTER』の人気を反映した盛況ぶりでした。