Japan on Stage: An Introduction to Kabuki and Noh Theatreへの出席

9月16日（火）、武田克利総領事は、エディンバラを訪問中の歌舞伎囃子方七代目田中傳次郎師及びエディンバラ大学ヘレン・パーカー博士による歌舞伎と能楽に関するイベント「Japan on Stage: An Introduction to Kabuki and Noh Theatre」に出席しました。

当日は、歌舞伎等の日本の演劇文化について研究されているエディンバラ大学ヘレン・パーカー博士による歌舞伎と能楽に関するレクチャーに続き、七代目田中傳次郎師による歌舞伎囃子方についての解説及び小鼓の紹介、デモンストレーションが行われました。質疑応答では多方面に渡り、数多くの質問が飛び交うなど盛況を博し、参加者による演奏体験も行われたほか、江戸時代の能面、硯箱、印籠、刀の鍔といった工芸品や浮世絵も展示され、実際に見て聞いて触ることのできる大変貴重な機会となりました。

今後、歌舞伎囃子方・田中流による公演が来年8月にエディンバラで開催予定となっており、多くの方々に歌舞伎囃子方という伝統的な音楽や演奏手法を知っていただき、さらなる日本との文化交流につながることを期待しています。