V＆Aダンディー訪問

11月4日（火）、武田克利総領事は、ビル・キャンベル・ダンディー市長とともに、V＆Aダンディーを訪問しました。
 
V＆Aダンディーは、2018年に開館した、スコットランド初の本格的なデザイン美術館であり、ロンドンのヴィクトリア＆アルバート博物館（V＆A）の国内外唯一の別館です。日本人建築家である隈研吾氏が設計を担当しました。スコットランドの険しい海岸の崖（クリフ）から着想を得たという、複雑で独特な外観の建物が特徴です。また、ダンディー市のウォーターフロント再開発計画の中心的な施設であり、都市再生のシンボルとなっています。
 
当日は、レオニー・ベル館長らの案内のもと、隈研吾氏による建築、常設展示や現在開催中の特別展「Garden Futures: Designing with Nature」などを視察しました。V＆Aダンディーでは、これまでに着物に関する特別展や日本人写真家西野壮平氏の写真展、歌舞伎囃子方田中流の公演など数多くの日本関係のイベントが開催されています。武田総領事はベル館長に対してV＆Aダンディーの日本文化発信における多大な貢献に感謝の意を表するとともに、今後の協力・連携についても広く意見交換を行いました。